はじめに
はじめに



 当サイトは天然ウナギ釣り、調理に関する情報発信サイトです。

 私は2006年から木曽三川を中心とした東海地方(愛知、三重)の汽水域で本格的にウナギ釣りをはじめ、今では蒲焼きサイズの太いウナギも 釣れるようになりました。釣ったウナギはもちろん自分で捌き、美味しくいただいています。

 かつてはウナギ釣りをされる方はそれほど多くありませんでしたが、近年、ウナギ釣り人口は急速に 増えつつあります。そして多くの方が良質のウナギを上げていますが、一方で釣れずに 諦めてしまっているような方もおられます。 また、せっかく良質のウナギを釣っても、美味しく調理することができず、天然ウナギの評価を 下げてしまっている方もおられます。
 私は、それが非常に残念でなりません。せっかくの天然ウナギ、美味しく食べねば もったいないと思うのは私だけでしょうか。

 このサイトでは、そうした問題を解決すべく、さまざまな角度から、天然ウナギを扱っていきます。 コンテンツが充実しているとはとても言えないかもしれませんが、当サイトが皆様にとって、 美味しい天然ウナギを食べる上でのヒントとなれば幸いです。

○当サイトのスタンス

 私うなたろうは、「天然うなぎ釣り!」でさまざまな主張や提起を行い、その中であえてやや言い切り、断定的な表現を使用しています。これは私の主張したい論点をできるだけ絞って分かりやすく伝わるようにあえて行っています。ただし、これらの主張は、決して押し付け論ではありません。あくまで、多様な意見が存在することを認識した上で、ウナギ釣りを始める方々の選択肢のひとつ、あるいはその判断材料のひとつになればとの思いから、このようなサイトを運営しています。

 特に、「泥抜き」については議論性が非常に高く、賛否両論がありますが、少なくとも私がサイト内で公表しているような事実が存在するということをご理解頂き、みなさまがより美味しく手軽に天然ウナギを味わうことのできる時代が来ることを切望しております。

○追記(2014年8月10日)

当サイトは2008年7月より上記の理念からサイト運営を行って参りましたが、みなさまお分かりのとおり特に2013年からサイト・ブログ更新はおろか掲示板への返信もままならない状況にあります。これはひとえに私の生活スタイルの変化に伴うもので、大好きなウナギ釣りにも1年に1度程度しか行けなくなっています。大変ご迷惑をおかけしております。このようなことから、当サイト「天然うなぎ釣り!」は更新なし、掲示板なしの休止状態といたします。一方で、訪問されたみなさまがたによる議論やご意見等もあることを踏まえ、また当サイト自体のコンテンツと私の管理状況には殆ど関係がないことからサイト自体はひとまず継続いたします。ご訪問のみなさまがたにおかれましては、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

ニホンウナギAnguilla japonicaは昨年に環境省の、そして今年IUCNのレッドリスト掲載の運びとなりました。
私は種々の状況証拠から、ニホンウナギの種としての絶滅の可能性は少なくとも両機関の指定ランクよりもはるかに低いと考えております。しかしながら、水産資源としてのニホンウナギの”絶滅”はごく近いものと想像しています。ブログ内でも書いておりますが成魚の遊漁および漁業がウナギ資源に与える影響は軽微なものであり、日本、中国、台湾、韓国によるシラスウナギの極めて大きな漁獲圧の抑制がウナギ資源の保護回復に有効な手段であると考えております。
私はウナギの食文化を心から残したいと考えていますので、ウナギ釣り師や職漁師、またウナギ専門店やその客層をみだりに批判する一部の方々の姿勢に違和感を隠せません。一体世の中で何が起こっているのか、なぜウナギがここまで減ったのか。流れてくる又聞きの情報を鵜呑みにせず、賢い判断をすることが求められていると感じます。今の日本に、真の「ウナギ専門家」が存在するとは思えません。

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